より良い歯科医療を提供するために④
院長ブログ
みなさん、こんにちは。
ゴールデンウィークいかがでしたでしょうか?私たちは5月2日にクリニックを休診にさせていただき、10周年という区切りの年ということもあり、経営発表会なるものをおこないました。この様子はまたここやインスタにアップする予定です。ご期待ください。
さて今回は、「実際に治療するためにどういう考えで私たちが患者様と関わっているのか?」です。
1番は患者様がどのようなことを目的に来ているのか?です。当然「歯の痛み」「歯ぐきの腫れ」「とれた」「かけた」などなど・・・いわゆる「主訴」というものが有り、来院されると思うのですが、そこに隠れた「本当はこうなりたい」がみなさまにはあるのでは?と思うわけです。例えば、旅行やお子さんの行事が控えていて、そこに痛い状態では参加したくないですし、旅行や結婚式で食べるお食事を心から楽しみたいのでは?と私たちは考えます。そうなると、痛みをなくすだけではなく「食べられる」または「笑える(楽しめる)」状態にしてほしいのでは?とも考えます。もちろんそのようなことを言ってくれる方もいますし、言ってくれない方もいます。でもやっぱり毎日の食事や、大切な人との会話、笑顔はあった方が豊かだと思います。ですので、もちろん来られた時は痛みや腫れを最初に抑える処置をしますが、もっと先のゴールを見据えて、そこから私たちは逆算できる治療計画を編み出します。ですので、「問診」というものが、「今のままでは治るどころかより悪くなる」行為を続ける時は注意信号を出す場合もあります。
2番目に治療の内容と期間ではないでしょうか?当たり前ですが短期で治療が終わることが望ましいと思います。そのために必要なことは「患者様の治療に対する理解」です。よくあることですが、「先生に任せる」と言ってくださる患者様もいます。でもそうした場合に「こんなはずじゃなかった」ということもしばしばあることも事実です。一番起こることは審美的なこと。「見た目」です。思いのほか、入れてみないとわからないのが歯の治療です。私たちはそうならないように、十分、治療前、治療中にお話ししてお伝えしておりますが、入れたときに「こんなはずでは・・・」をなくせるよう、じっくりとお話しさせていただいております。義歯やブリッジでは正直「かみ合わせ」が気になるところです。かみ合わせが崩壊すると、元に戻すまで時間がかかりますし、歯を削ったときに神経を残してしみたり、痛みが出たりすることもあることは良くあります。ですので、歯を削る前にインプラントなど、歯をなるべく削らない治療を推薦しております。
治療が終わってもまた、再発しいないよう、メンテナンス、食生活の指導などもおこない、より楽しくお食事ができるよう、お話しさせていいただいております。せっかく、時間とお金を費やしストレスに耐えて良くなったお口の状態、なるべく長持ちしてほしいですよね。
次回は「ふるかわ歯科クリニックの強み」についてお話しさせていただきます。
それでは。