歯の治療がいやなわけ
院長ブログ
みなさま、こんにちは。冬の寒さもだいぶ落ち着いて来たような気がします。
前回の続きで、歯科治療ってなんで怖いの?いやなの?を追求していこうと思います。
さて・・・歯科の治療、嫌い、怖いという患者様もいますが、反対に、歯科が好きで、通っていただいてくれている患者様もいらっしゃいます。この差は何でしょうか?
それは「健康に対する価値」や「歯に対する価値」を知らないか、知っているか、の違いなのかもしれません。
歯科の価値を知っている人は、歯が悪くなったり、痛くなったりしたらどんなにつらいのかを知っていますし、仮に歯がなくなったときの重症度を知っているのかもしれないですよね?
歯があると食事を楽しむこと、人と話すこと、笑うこと、ビジネスやプライベートでの印象、旅行などで現地のグルメを楽しむ、ゴルフやスポーツで好成績をおさめる、食いしばれるといった、人が生きていくうえで何が大事かを知っているのでしょう。
また歯が健康だと、事故に遭ったときや衝撃のあるスポーツ(ラグビーやサッカー、格闘技)などでアタマを打ったときの衝撃が1/5になります。転んでも骨折しにくし、殴られても脳震盪(のうしんとう)が起きにくいです。
ステキな笑顔、印象も、歯が作りますよね??
でもそんな笑顔でも口臭がしたら・・・
歯が欠けているだけでも気になって食事ができない・・・
痛みがあればなおさら、何も楽しめないですよね?
私は大丈夫・・・そういう気持ちもわからないわけではありませんが、現実は「歯科が怖くて行ってない」のではないでしょうか?
さて?
どちらが怖いですか?どうなるとイヤなのでしょうか?
治療が怖いのは、歯に虫歯が出来たから、歯周病などで歯を抜くために、麻酔をしなければならないから、
・・・つまり歯の治療が怖いのは、現実を受け入れられないからではないでしょうか?
虫歯が出来てしまうと治療しなければ良くなることはありません。
人工物なのでかけたり、外れたりしても自然には治りません。
失われた歯が自然に生えては来ません。
これが現実です。
でも安心してください!!歯医者さんは決してあなたの歯を悪くしてやろうとか、
あなたを懲らしめてやろうとは思っていません。
だから「歯医者に行くのが怖い」、という前に、虫歯や歯周病から身を守る場所・・・つまり「歯医者さんに通う」ということを前提に、習慣づけてみてはいかがでしょうか?
きっと「怖い」というところかが、わかってくるはずです。
さあ、歯を健康にして今日も美味しい食事をして思いっきり笑いましょう♪
また次回もお話ししますね
院長 古川大介