嫌われる歯科
院長ブログ
みなさま、こんにちは。東京都心では桜が咲いたという話を耳にします。
今回は、歯科が嫌いという患者様のために、なぜ歯科医師は患者様のために提言しても嫌われるのか、そのあたりのお話をしましょう。
前回もお話ししたように、歯科の治療は嫌ですよね・・・
それにも加えて歯科医師に歯のことを言われると「もっといや」な方もいらっしゃいます。
最近の口コミでも、私が患者様のお口の中の指摘に傷ついてしまったようで本当に申し訳ないことをしたな、と思います・・・。しかしもし言われなかったらその方もご自身の歯の悪さを知らなかったかもしれないです。もちろん言い方とか伝え方を注意すべく、さらに勉強していきます。
みなさま、どうなんでしょう?
正直なことを言われず(歯の良くないところを指摘されず、改善策は考えてくれない)通っているうちに歯が良くなるといわれ、もちろん、歯科医師や衛生士はやさしく皆様を歓迎してくれる。
反対に、歯の良くないところを指摘されて、でもこの後の改善策を提示し、共に良くなる方向に歩んでいけるのと、どちらがいいのでしょうか?
先ほどの口コミの方はこの「良くないところの指摘」に耐えられなかった、いや「受け取れなかった」のではないかとおもいました。
それは・・・「歯の情報」が少なかったから、ではないでしょうか?
以前にもお話ししたように、「歯」や「歯ぐき」は一度悪くなると、完治にはいたらず、自然治癒もありません。「歯」は一度でも虫歯になると元には戻せません。医療しても「人工物」で修復するよりほかはありません。その精密度により歯の長持ちは変わります。もちろんその後の定期検診、毎日の歯のお手入れによっても変わります。
「歯肉」も「歯周病」により退縮したり、歯を失ったりしても、当然もとには戻らないのです。歯や歯肉、骨の移植・・・あります。でも元に戻ったわけではありません。
ですので「予防」が大事なんですよね。それは分かってる!と言われる方も多いと思います。でも「行動」はどうでしょうか?定期的に歯科に通っている、と言っても半年に1回ではもしかすると、その人にとっては少なかったかもしれません。ふるかわ歯科クリニックでは、ほぼ皆さん3ヶ月~4ヶ月に1回、多い人は毎月です。
仮に半年前に行っていた歯医者さんで何も指摘されておらず、半年開けて今通ったところで指摘を受けても、仕方のないことです。それはメンテナンス期間をご自身で決めたからではないでしょうか?
本当の意味でメンテナンスを受けることの意味が分かってなかったのかもしれません。
みんなが言うのはあなたによくなって欲しいからです。
でも受け取れなくても問題ありません。必ず良くなりますから。
早く良くなることを心よりお祈り申し上げます。そして悪くしたくない人、しっかり治したい人は
ぜひ一度ふるかわ歯科クリニックへお気軽にご相談ください。