歯の治療って怖い??
院長ブログ
みなさま、あけましておめでとうございます。
2024年最初の投稿をおこないます。
わたくし、年末に体調を崩しました(^^;)みなさまは大丈夫でしたか?2024年も健康で素晴らしい1年にしましょう。
さて、今回は「歯の治療はこわい??」と題しておこないますが・・・。前回の歯の治療、歯の病気の原因についてお話しする前に、歯の治療ってなんでこんなに嫌われるのか、怖いのか?そのことについてお話していこうと思います。
みなさんは歯の治療と聞いて思い浮かぶことは?
そうですね・・・。歯を削られる、とか、歯を抜かれる、とか、〇〇される、といった表現が多いような気がします。が、しかし!!ちょっと待ってください。少し考えてみましょう。歯医者さんは決して歯を悪くしようとしたり、痛い思いをさせてやろうとは思っていません。むしろみなさまの歯の健康に寄与する形で、治療に寄り添いますし、また虫歯や歯周病にならないためにアドバイスを情報として提供していると思います。
でも・・・
いかがでしょうか?なんで歯医者さんに行くと痛みや恐れが伴うのでしょう?それはひとつに病気の発見が遅ければ遅いほど痛みを生じやすいからです。例えば虫歯は進行すればするほど歯髄といわれる歯の神経に近づきます。つまり、放置期間が長いほど治療が困難になるし、痛いのです。もちろん私たちは麻酔を使用しますが、それでも効かないときもしばしば・・・。
要は歯髄に対する「炎症」をどれだけ少なくするか?にもよります。つまり早期発見早期治療が一番です。「痛みが出たら治療をお願いします」なんて人もいます。が、これは本当に歯の治療を痛くする一つの原因。ですので本当にそうなる前に虫歯ができてしまったら早めにご来院することをおすすめします。
同じように歯周病もそうです。痛みがないからといって何年も放置する方もいらっしゃいます。ここで歯を失うことの方が本当に「痛い」です。歯周病の治療は長期にわたりますし、抜歯、ブリッジ、インプラントと、高額な治療・・・そして入れ歯(義歯)も視野に入れなければなりません。
歯科の治療は「顔面領域」といって、目や鼻といった自分の顔についている器官です。ですので自分の顔に向かって治療器具やライトがあたりますのでやはり怖いです。痛みが少なく、恐怖感を覚えないためにどうすればいいか?それは、やはり「予防」。もし「治療」になっても治療するたびに自分の歯がよくなると考え、治療すればするほど病気の前の状態に回復するんだと思っていただけたら嬉しいです。
この続きを次回からお話しします。
それでは。
ふるかわ歯科クリニック
院長 古川大介