予防歯科の考え⑥歯の病気の原因は?(6)|福生市のなるべく歯を抜かない歯科治療「ふるかわ歯科クリニック」 拝島駅南口徒歩10分

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予防歯科の考え⑥歯の病気の原因は?(6)

院長ブログ 

みなさま、明けましておめでとうございます。2022年になりました。今年最初のブログを書かせていただきます。

今回から「歯周病」の原因についてお話しさせていただきます。

以前にも書いたように歯科の2大疾患は「虫歯」「歯周病」です。大まかにいうと「虫歯」は歯に出来る病気、「歯周病」は歯の周りに出来る病気・・・すなわち歯の周りにある歯肉や、歯槽骨という歯を支える骨の病気です。これは何が原因なのでしょうか?

虫歯と同様、もちろん歯のお手入れが良くないと、歯の周りに発生したバイオフィルム(プラーク)と呼ばれる細菌叢(バイキンの塊)が、歯と歯肉の間にある歯周ポケットに住み着き、たまっていくことで、やはり細菌の毒素が歯周病を惹き起こします。歯は虫歯として歯のエナメル質・象牙質を溶かしますが、歯周病菌は歯肉炎を惹き起こし、この炎症が歯槽骨を少しずつ溶かしていきます。全く痛みもなく、少しずつ進行していきますので、「サイレントキラー」とも言われます。気づいたときには歯肉から血が出る、腫れる、膿が出る、よりひどくなると歯がぐらぐらしてくる・・・このような状況で歯科クリニックを訪れると・・・そうです。歯を抜くことにもなりかねません。このような状況は回避したいですよね?

そして、虫歯と同じように大事なことは予防です。歯科クリニックで歯周ポケットの数値をはかったり、歯肉からの出血を検査することで、今の状態がどうなっているのかを常に見てもらう方が良いでしょう。そして、ホームケア、プロケア(歯科クリニックでのお掃除)を行うことが予防法になります。

ここで虫歯と同じように、そのこと以外について考えてみましょう。たとえ歯磨きが上手でも虫歯や歯周病になってしまう原因がほかにもあります。それはやはり「生活習慣」そして「かみ合わせ」や「歯の治療」もっと言ってしまうと、「歯並び」や「姿勢」なども関連していきます。

そうですね・・・「生活習慣」には朝起きてから寝るまで、もしくは寝ている間の状態も歯周病に関連します。その前にあるものが、実は赤ちゃんの時の哺乳が関係します!

えっ?なんで歯周病に赤ちゃんの時のことが関係するの?と思う方もいらっしゃると思います。いま、お子さんや若年層に起こっている歯並びや歯周病に関係していることと言われているんです。現在の飽食や便利なコンビニなどの惣菜、赤ちゃんに与える離乳食なども関係している由縁を次回お伝えしたいと思います。

それでは。

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