歯科治療が時間がかかる理由その⑩~入れ歯~その3
院長ブログ
みなさま、こんにちは。
4月も終わり、いよいよゴールデンウイークですね。
旅行や行楽にお出かけになる方も多いと思います。
そこでやはり大事になるのは「歯」ですよね・・・?
「歯」大事かなあ・・・、と思われる方もいらっしゃると思いますが、
食事、笑顔、会話、スポーツなどでのかみ合わせなど・・・大事な人との大事な時間に意外と歯は大事ですね。特に旅行先などでお食事したいのに、歯が悪いと食べたいものも食べられない・・・そんな思いはしたくないですよね?
もちろんそのためには「予防」も大事。でも残念ながら歯を失ってしまった場合に前回もお話したように「人工物」が必要になります。
歯を失ってしまった場合、残念ながら「インプラント」「ブリッジ」「入れ歯」年齢や条件にもよりますが、
「移植」「矯正」という手段も可能です。
しかしながら「ブリッジ」「移植」「矯正」ができないような場合、ここで選択できるものが「インプラント」「入れ歯」になります。そう・・・選択肢が限られてしまうわけです。
「インプラント」に関しては「保険治療」がないため、本数によっては高額になります。ただし、天然歯の時のようなかみ合わせの力は再現できますし、長持ちします。
「入れ歯」については「保険治療」と保険の効かない「自由診療」に分かれます。
両者の特徴としては、特に「自由診療」では「かみ合わせ」「型取り」「丈夫さ」「違和感が少ない」などの特徴があげられ、使用材料も良いものを使用できますから、かみ合わせの力もやはり良いです。当然「保険診療」に比べて、痛みも少なく、お食事が美味しいです。
しかしながら、材料だけではなく、「設計」についても精密になりますし、残っている歯が丈夫であれば長持ちもします。
残っている歯を丈夫にするために、歯周病の治療、虫歯やかぶせものの治療、神経の治療、外科処置、矯正、ほぼすべての治療が網羅されるのが「入れ歯」治療になります。
そして前回もお話した「技工士さん」、入れ歯をつくる方もだんだん減ってきているのが現実です。私たちもそうですが、技工士さんも総合的に歯を見れないとなりません。
当然、技術・知識を身につけるのにも時間がかかります。
ですので「良い入れ歯」をつくるなら、今がチャンスですね。
今後入れ歯を得意とする、歯科医師、歯科技工士さんは減っていくからです。
もっと言うと、予防治療が確立し、虫歯や歯周病が減ればもちろん「入れ歯」も減っていくでしょう。でも、必要な人はいると思います。
ですので、当クリニックでは、保険でも自由診療でも患者さまがご満足いくような義歯をつくることに邁進しております。
とにかく困ったら、一度ご相談にお越しいただけたら嬉しいです。
それでは。
ふるかわ歯科クリニック
院長 古川大介