ふるかわ歯科クリニックの強み④～より良い歯科医療を提供するために⑧～
院長ブログ
みなさま、こんにちは。
暑さが続きますが、まずはお体に注意しつつ、熱中症にお気を付けください。
今回は「技工士さんとの連携」についてお話します。
わたしたち、歯科医院は患者様の人工物を作るうえでは、「技工士さん」との連携は必須です。この技工士さんの存在がなければ歯の治療は満足いかない結果になってしまいます。この「技工士さん」特に日本人の技工士さんは、我々歯科医師と同様、手先の器用さは世界に誇れる技術を持っています。しかし、日本の技工士さんは保険治療の問題もあり、安い賃金で仕事をしており、いま数が徐々に少なくなってきています。この問題の話はまた別の項で行いたいと思います。今回はこの技工士さんの技術を患者様に還元することで、患者様の歯の持ちよう、つまり長持ちを行うにおいて必要な事項です。
さて、私たち、ふるかわ歯科ではどのように連携を行っているかというと、一番は患者様の義歯（入れ歯）の型取りなどを行うときに、一緒に立会いを行い、患者様の顔の形を見たり、かみ合わせを見たりしてくれます（自由診療のみ）。これを行うことで、患者様のかみ合わせの高さや人工歯の大きさ、長さなどを解析してくれますし、一緒にかみ合わせの高さを決めることや、義歯の設計にも立ち会ってくれます。
入れ歯の悩み、作った入れ歯がしっくりこないなどのご相談にも乗ります。
以前は「義歯相談会」もおこないました。数は多くありませんが、何人かの人が入れ歯のご相談に訪れ、いろいろお話を行っていました。
また、患者様おひとりおひとり、かみ合わせや歯の色、形、大きさは違います。これに合わせた人工物の種類の提案なども行ってくれます。例えば、セラミックにも限界があります。あまりに多くの歯を連結してかぶせたりは厳しいときもあるため、別の材料にするべきか、私たち、歯科医師の提案だけではなく、技工士さんとのディスカッションをおこない、決定していきます。
保険治療においても、義歯の設計、製作、かぶせものの種類、かみ合わせなど必要に応じてあらゆる種類のものを使い、患者様の人工物を製作してくれます。
かみ合わせが強い人、弱い人、歯周病の人、歯は健康だけれどもあごが痛い人、人工物を入れたけれども外れやすかったり、すぐに取れてしまう場合などなど、本当に患者様によって状況は異なるため、ワンパターンの診療ではなく、カスタマイズされた人工物を作るため、ふるかわ歯科では、技工士さんと連携を行い、みなさまの歯を守っております。
長持ちやかみやすさ、実感してくれている方も多いです。
次回は歯周病、虫歯にならない方法をお話しします。
それでは。
