矯正治療・歯並び③
院長ブログ
みなさま、こんにちは。
今回はふるかわ歯科クリニックにて、実際に行っている歯並びの治療矯正歯科についてご説明いたします。
①まず最も気になるのは、お子様をお持ちのご家庭ではないでしょうか?「小児矯正」と言われる分野です。
大体、小学校1~2年生から始めるのが最適ともいわれております。4前歯と言われる、上下4本ずつ、計8本が並んだ時、下の前歯の凸凹が気になる、上下反対にかんでいる、上の2番目の歯が中に入っている、なかなか永久歯が生えてこない・・・など、みなさま、いろんな心配をされてご来院されます。
じつはこの小児矯正はこれからお子様のあごが大きくなることを利用して、歯並びを良くしていきます。つまり、乳歯の歯並びのうちに永久歯(大人の歯)の並ぶスペース(隙間)を大きくしてあげて、きれいな歯並びや、かみ合わせを得られるように「あごを広げていきます」。最終的に歯がガタガタしていたり、あごを大きくすることが足りない場合に、大人と同じいわゆる「成人矯正」を行うことになる場合もあります。
この「小児矯正」は始める年齢や症例によっては、確かに治療期間は長いかもしれませんが、金額も少なくて済みますし、大人の矯正のように抜歯ケースになることも少ないため、スタートのタイミング、難しい症例によってはお子様の内の矯正はメリットがあると言えます。
あとはお子様ご自身のモチベーション、経済的なタイミングがあると思いますのでご家庭での話し合いによって、始めるタイミングを決めることになるでしょう。
②次に「成人矯正」です。最もオーソドックスと言えるものです。最近は大きく分けると「ワイヤー矯正」と「ワイヤーレス矯正(マウスピース矯正)」に分けられるでしょう。
ワイヤー矯正は24時間ワイヤーをつけています。ですから歯の動くスピード、歯並びの形、かみ合わせは一番理想的に動かせます。昔に比べ目立たず、痛みも少ないです。もちろんより目立ちにくい歯の裏側につけるタイプもあります。年齢的な制限もなくなってきて、最近では親子2代で矯正を行っている方もいらっしゃいます。
③「ワイヤーレス矯正(マウスピース矯正)」成人矯正において主流になってきた方法の一つです。まだまだワイヤーにはかなわない部分もありますが、今までワイヤーはどうしてもつけたくない人たちには画期的な方法になっています。
この方法は、自分で出し入れを行うことが良い点ですが、装着を出来るだけ長くしないと歯が動かないので、ちょっと注意が必要ですが、デートや食事の時にも気にせずつけたり外したりもできますね。やりながらホワイトニングホワイトニングも可能です。
上記の方法以外にも皆様に合った方法、ご提案はまだまだありますので、お気軽にご相談くださいね。