自由診療って??
院長ブログ
みなさま、こんにちは。
歯医者さんに行くと、保険診療がありますよね?
これってどう思いますか?
実は日本では「あたりまえ」になっていますが、世界的には珍しいことなんです!
国民であるみなさまが、税金を支払い、成立する制度なのです。
現在は医療、歯科医療、介護、整骨院などでこの「保険制度」があるおかげで私たちは窓口で
お金を支払い恩恵を受けられております。
しかし海外ではあたりまえではなく、ほぼ生命保険に付加されている「医療保険」で賄っていたり、
いわゆる「自由診療」でおこなわれていたり、例えばスウェーデンのように消費税は25%だけど、医療費と学費は無料、
という国もあります。
この日本の医療保険(保険診療)は本当によくできてると思います。
しかしながら、少子化や、最近では健康保険自体に入らない人も増え、さらに介護保険や医療費の増大に伴い、
年々、負担率が増える傾向にもあります。
私が25年前に歯科医師になったころはこの健康保険も窓口負担が、1割でしたが、(ゼロ割の人もいました)今は3割。
そして、いわゆる高度先進医療については保険が効かない状況です。
例えば歯科ではセラミックやホワイトニングの審美治療、矯正治療、インプラントなどがこれにあたります。
では、それ以外では、保険が効かない治療があるのか?もちろんあります。
予防治療や金属を使った入れ歯(金属床)、ゴールドを使ったクラウン、3Dプリンターを使ったもの・・・などなど。
医療でも、美容整形や人間ドックはこれにあたります。
では、「自由診療」って何でしょうか?
これは本当にいわゆる「自由」な診療です。
保険治療に規定されている材質や方法に縛られず、その人のために私たちが理想的に、また望む治療を技術的にも駆使できるものです。
いつも保険神慮を行っている方にとってみれば「金額が高い」診療になるわけです。
しかし、近年多くなってきた、「金属アレルギー」や「合わない入れ歯」や「見た目に良くない」状態をもっと快適に、
そして美しくすることが出来ます。さらにこれは私の解釈ではありますが、払うお金は確かに高価ではありますが、
人が1日3回美味しく食事をすること、思いっきり笑うこと、スポーツを楽しむこと、転んだりしたときの体の防御、
仕事での集中力や成果、そして長生き・・・これには本当に「歯」「かみ合わせ」「見た目の美しさ」「違和感や不調のないこと」・・・そう考えるとプライスレスです!
もし、仮に10万円の歯をつくったとして、それが1日3回、365日が10年間続くとしたら・・・そう、1回の食事で約10円しか払わない計算になります。
人生有限です。生きているときに、本当に質の良い、楽しい生活を送るために、全部とは言いません。いま支払いが厳しいなど、人にとってはその時その時で、お金をかけるタイミングもあります。しかしながら、「健康がすべてではない、しかし健康を失うとすべてを失う」のです。
みなさまのクオリティーオブライフ(生活の質)がよりよくなるためのお手伝いは私たちは出来ます!!
それを知識・情報と知っておくことが、この先、本当に必要になったときに役立つはずだと信じております。