当院ではメディセルと呼ばれる機器を用いて、噛みしめや食いしばり、顎関節症などの治療に活用しています。メディセルは、もともと整骨院や整形外科で使われていました。「肩こりがなかなか治らない」「足が頻繁にむくむ」「腰痛や首の痛みが取れない」といったお悩みに対して、筋膜アプローチをもとに解消を目指す施術です。
機器の仕組みは、皮膚を直接吸引することによって筋膜の癒着を解消するもの。押すのではなく、電気刺激を与えるのでもなく、皮膚を吸引することでリンパ液を循環させて、さまざまな不調の解消を目指します。
人間の筋肉は、筋膜という組織膜に包まれています。大きく筋外膜、筋周膜、筋内膜に分かれていて、スムーズに筋肉が収縮・弛緩できるようサポートしてくれます。ただ、筋膜は非常に柔らかく、長期間酷使したり、動かさないでいたりすると癒着しやすい傾向があるのです。
筋膜が癒着すると、血管や神経が圧迫されて、酸欠状態になります。結果的に肩こりや腰痛、めまい、集中力の欠如などを引き起こしてしまうのです。厄介なことに、いちど筋膜が癒着すると単純に押したり、揉んだりしただけでは改善しません。そこで筋膜リリースという特殊な施術が必要になってくるのです。
近年歯科分野では、食いしばり、噛みしめ、顎関節症などが大きな問題となっています。代表的な症状は「朝起きると顎に痛みがある」「口を開けるとカクっと音が鳴る」「口が大きく開けられない」などです。このような症状がある場合、歯科医院においてはマウスピースを装着したり、ボトックス注射を行ったりするのが一般的でした。しかし、マウスピースは歯がすり減ったり割れたりするのを防ぐのは効果がありますが、根本的な症状の解消は難しいケースが多々あります。またボトックスに関しても、注射なので抵抗感を覚える患者様もいらっしゃいました。そのようなお悩みをお持ちの方にとってメディセルは効果的です。メディセルを利用して筋膜リリースを行えば、筋膜の萎縮や癒着が原因の食いしばり、噛みしめ、顎関節症の改善が期待できます。
- 治療時の負担がほとんどありません
- 血液やリンパの流れが適切に循環します
- 急性・慢性どちらの痛みもスピーディーに緩和する効果が期待できます
- 筋肉と関節の機能を正常に整えて、顎関節症にも対応
- 保険適用外のため自費診療となります
- 治療時に痛みが生じることがあります
- 筋膜の癒着が強い箇所に施術を行うと稀に内出血が生じる可能性があります。
- 患者様の症状によっては複数回通っていただく必要があります
※患者様の症状を診断し、適切な治療時間等を提案いたします。
あごの周りの周囲筋肉だけではなく、顔の周り、頭、首、肩、背中の、口や舌に関連する筋肉をほぐすことであごが開きやすくなります。
また、顔の周りの筋肉やリンパの流れを良くすることで、フェイシャルエステとしても人気が上がっています。
肩こり・腰痛などの慢性症状から肉離れ・捻挫などの急性期の怪我などさまざまな痛みに対応しています。特に近年歯科分野では、噛みしめ、食いしばり、顎関節症に関してもアプローチができることから積極的に導入されています。
症状によって、施術時間は異なりますが基本的には1回の施術で10分から20分の時間をいただいています。
「日本体力医学会」にてさまざまな研究発表が行われています。代表的なのは、兵庫医科大学健康スポーツ科学 辻田純三先生によるものです。(2013年第68回日本体力医学会「メディセルが関節可動域に及ぼす影響について」など)またメディセルの考え自体も、フランス・パリのDr.ジャケ博士が学会で発表した「ジャケ流深部マッサージ」をもとに作られています。
筋膜の癒着が強い個所を吸引するとやや痛みを感じることがありますが、血液が流れていくことで、痛みはすぐになくなります。また、人によって吸引の強さを和らげることが出来ますのでご安心ください。