歯の治療の考え方
院長ブログ
みなさまこんにちは。暖冬ということで少し寒さも穏やかな感じですが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は歯の治療の考え方と題してお話しさせていただきます。
冬は秋にもそうですがお食事の美味しい季節ですよね。日本人に生まれてきて良かったと思います。これからの季節の美味しい食事に欠かせない「歯」・・・歯の治療についての考え方についてなのですが、みなさま、歯の治療っていやですよね・・・。私たちはなるべく歯の治療をしない方法を患者様にもお話しさせていただいておりますが、治療中はあまりお話しできないので、カウンセリングの時間や定期検診にいらしたときにお話しさせていただいております。
治療は主に2つの方法で考えられています。ひとつは「治療しない」予防治療です。これはご存知のごとく、定期検診、エアフローによる虫歯や歯周病にならない治療です。予防ですから、定期的に歯の周りの汚れを取り、病気にならない知識をみなさまに提供します。
次にいわゆる治療です(ケアに対してキュアと言われます)。これがみなさまが苦手な奴です。対症療法であり回復治療になるものです。(歯は自然回復しないので人工物での回復が必要です)
まず最も多いと思われる虫歯の治療です。
治療方法については後述しますが、この原因ですよね・・・
私たちは「外因性」「内因性」について考えます。
「外因性」とは歯の外側からの影響によるものと考えています。つまり食べ物飲み物の質、ハブラシなどのホームケアの質、定期検診でのチェック、そして時間、人工物の質が関係しております。別方向の原i因として外傷、かみ合わせ、が考えられます。
では「内因性」とは何でしょうか?これは体の中から起こるものです。歯も体の中からのことが関係するの?と思われると思います。これは現代の食生活とストレスを考えないとなりませんので、現代の考え方だと思っていただいてもかまわないと思います。
これは。。。「食事」「生活習慣」「精神的ストレス」です。食事は食の内容により、体に良い影響もあれば悪い影響も与えます。その人の考えたと行動でこれは改善できます。簡単に言うと私たちは「栄養」というものを意識して食事を摂るのが普通ですが、今の考え方はいかがでしょか?美味しいもの、食べたいもの、経済的なこと、簡易的なものを優先している傾向もあります。これが生活習慣になるとみなさまも意識しないと気が付かないことがあります。1日の食べ物、飲み物の種類はいったん立ち止まって振り返らないと見過ごしていると思います。内因性の歯の治療はみなさまの協力なしにはできません。
私たちは患者様がより良い生活を送れるよう、上記の情報を提供しております。なかなかひとりでは気づかないことも一緒に考えていけたら、もっと歯が痛まなくて済みますし、苦手な歯の治療もしなくて済みます。
今回からこのような考えをご提供してまいります。
それでは。
ふるかわ歯科クリニック 院長 古川大介