ふるかわ歯科の強み⑨~食べ物との相関。理想的な食事とは?②~
院長ブログ
みなさま、こんにちは。
急に寒くなりましたね、体調にはくれぐれもお気を付けくださいね。
やはり手洗い、うがいは良いようですので、励行していただくことがよいですね。
さて、前回からの続きですが・・・私たちの身の回りには食べ物があふれているわけですが、昔(私たちの幼少期なので昭和後期でしょうか?)に比べてコンビニは増え、便利な食事ができるようになってきました。
特に、夫婦共働きや一人暮らしにおいて、「食事」そのものに重点を置かなくなった家庭も増えているのではないでしょうか?
昔から「医食同源」という言葉もありますように、「食」を大事にしている人と、そうでない人との差は体はもちろん、歯や口の中にも影響を及ぼしますし、ひいては仕事のパフォーマンスにも関係します。体の免疫は下がり、健康を害すことももちろんですが、精神にもダメージを与える可能性もあります。
たとえば、鉄欠乏性貧血や喘息といった、割と私たちの身近にあるものは食べ物や生活習慣が原因とされる場合もあります。(そうでない機能的な問題ももちろんあります)
鉄欠乏性貧血に至っては、当然「鉄」が食生活でも不足している可能性があるわけですから、「鉄」を普段からとるように貝類やレバー、赤身の魚(カツオ、マグロ)、赤身の肉に多いとされていますが、レバー苦手という方もいますので、野菜ですと納豆、小松菜、豆類、ひじきなどからもとれますよ!!これをとらずにコンビニ食に走るか、サプリメントを飲むのか?だいぶ変わってくるのではないでしょうか?女性の5人は1人は鉄欠乏性貧血というデータもあります。ちょっと工夫するだけで、朝起きれない、疲れやすいなどの症状が改善されるのでは?と思います。
前回もお話ししたように、食べ物の兆候は私たちの体に現れてきます。虫歯も歯周病もそうです。継続的に長期に糖質の多い食事をとり続けていると問題が出始めてきます。私たちは口の中を調査していますから、砂糖の摂取の多い方、歯周病のリスクの高い方の特徴はよくわかります。糖質は過剰摂取により体を酸性化し、炎症していきますので、いくら歯ブラシを頑張っても歯肉の炎症が消えません、常に赤くはれているののでいわゆる「歯肉炎」を起こしている状態がずっと続きます。これがひいては歯周病を惹き起こすことになります。
虫歯も体の中に、糖の濃度が高い状態を作っていますから、(いわゆる血糖値の高い状態)血液が巡るところで問題が出てきます。その第一番目が虫歯です。唾液にも、歯の中にも糖が存在する・・・そんな状態です。どうしても甘いものが・・・という方は、なるべく前回お話しした加工のものより、自然のものを選んで毎日の生活はもちろん、お体が健康な状態を作れたら、私たちも幸せです。
それでは。