より良い歯科医療を提供するために③
院長ブログ
みなさま、こんにちは。
桜も満開で、そろそろ散っていく感じになってきましたね。新しい年度になるタイミング心機一転と行きましょう!!
さて、そんな中みなさまも、みなさまの身の周りの方も「歯」についてお困りではないでしょうか?お子様は新学期始まり歯の検診はありますが、大人はないかもしれないですよね?会社で検診する職場もありますが全部が全部ではないでしょうし、人間ドックと同じで、何か異常があっても医者や歯医者に行くのももしかしたら自己責任になってしまうのでしょうか?
なによりも『重症化』しない前に『早期に発見』したら『事前対応』したいですよね・・・。しかしそれでも『痛い』『腫れた』ときに歯医者に行く方も多いです。仕事、子育て、家事や介護・・・あらゆる用事や身の回りの環境が忙しいとなかなか・・・。
でも歯の治療を受けて痛いのもイヤ・・・。
ですので、おすすめは・・・!!
やっぱり定期検診なんですよね。痛みのある治療(当クリニックはそれでも痛みの少ない治療を心掛けています)は避けたい、時間がない、でも「だからこそ」時間を先取りしての定期検診は本当に『何回も通う時間』『治療にかける費用』を考えると有効的ではないかな、と思います。歯科に通う患者様の傾向も最近は予防中心になり、お子様から、若い方も最近はかなり積極的に通院していただけております。
お子様の虫歯は特に見つかりにくく、重症化しやすいので、本当に通っていて意味があるのか?と思うご両親もいますが、虫歯になる確率はかなり低くなることは保証済みなんです。虫歯と並んで歯並び(歯列不正)も当然予防できるこの検診。最近ではお子様の口腔機能低下症、老人の嚥下困難やオーラルフレイルということも歯科にとっての大事な役割になってきており、歯科に通い続ける意味もかなり高まってきました。
お子様の虫歯を見抜けないからこその検診。虫歯を作ってから治療するとなると、歯科医師との間の信頼関係がないまま治療になりますよね?でも例えば半年に1回でもフッ素塗布やクリーニングに通っていれば、歯科医院とお子様の間の信頼関係が出来ていますので、どんなに怖がりだったお子さんも、麻酔して抜歯したり、虫歯の治療に何の抵抗感も示さずに治療できているのは事実ですし、定期検診に来ないお子さんに限り、虫歯が出来たときに治療しようとすれば「いや」「怖い」を連発し、やりません・・・。つまり何回も治療開始まで足を運ぶ必要があります・・・みなさまはどちらを選択しますか?
予防治療と、歯の治療、あなたはどちらでも選ぶことが出来ます。次回は実際に治療するためにどういう考えで私たちが患者様と関わっているのか?のお話を行います。
それでは。