予防歯科の考え㉗まとめ
院長ブログ
みなさま、こんにちは。
今回のブログが2022年ラストの投稿となります。長きにわたり、私の「予防歯科」についてお話ししましたが、いかがでしたでしょうか?
今回は「まとめ」として、予防歯科で実際みなさまが何をすれば良いのか?紐解いていこうと思います。実際、歯科にいらっしゃる方は最初はほとんどの方は「治療」で来院します。でも最近若い方で「何もなくても歯科健診」に来られる人も多くなってきています。また、口の中をより良くしたくて、例えば「矯正」「ホワイトニング」「エアーフロー」を求めていらっしゃる人も増えております。これはとても良い傾向ですね。当クリニックはそんな方は男性の方が多いような気がします。仕事のちょっと隙間時間や、忙しくなる前に「健診」に訪れてくれます。
また、「矯正」は女性の方が多いですね。とにかく日本人の意識が高くなってきている気がします。しかしながらそれでもやはり「治療」が多く、それで数回通う方もまだまだいらっしゃいます。
スタートは人それぞれ・・・治療が終わったら、そこからが「予防」のスタートです。そのスタートを切ったら、出来たらずっと虫歯ゼロ、歯周病ゼロで過ごしていただきたく私たちは十分な支援をいたします。
さて、予防のまとめですが、当クリニックの解釈として、以前もお話ししましたが、ひとつは「ホームケア」です。これはいわゆる「ハブラシ(歯のお手入れ)」と思っていただいて結構です。食後や就寝前の歯のお手入れを、可能でしたら、歯科クリニックで、指導を受け、自分の歯の形に会ったものをおススメします。毎日のことですから、これは習慣として、改めて見直してほしいところです。
2番目は「生活習慣」です。すごく抽象的ですが、具体的に言うと、「毎日の食事」です。「歯のお手入れ」も習慣ですが、食事も歯に大きなウエートを占めることです。3度の食事はもちろん、おやつ、お酒、飲み物、食べる時間、食べる長さ、内容すべて気づかない事でもあるので、改めて見直しが必要ですね。
3番目は「定期検診」です。これも実は一つの習慣であることと、事前に時期、予約を取ることで、1年に3~4回行くことは出来ます。うっかり忘れたとしても思い返して改めて行くことをおススメします。
車も自分で洗車することもあれば、プロに任せる洗車も、車検も大事になってくると思いますし、「エアーフロー」という機械で痛みなく、歯の周りの虫歯・歯周病の原因である「細菌」を取ることが容易になってきました。歯科の治療が苦手な人には良い時代になってきています。
足が向かない・・・確かにそういう理由もあると思います。しかし、失ってしまったらだいぶ大きな損失になります。ですので、本当に一歩先の杖・・・事前対応してほしいのが私たちの願いです。
それでは、よいクリスマスとお正月をお過ごしください。