メンテナンス
院長ブログ
みなさま、あけましておめでとうございます。
まだまだコロナウイルスの感染拡大が心配されますが、いかがお過ごしでしょうか?
私たち、歯科医療従事者はやはり、口の中のケアが感染防止には一番と考え、
医院のコロナウイルス対策も万全に、みなさまの日頃の定期検診を行えるよう、今年も1月6日より、診療を行ってまいります。
さて、「メンテナンス」と今回は打ち出しておりますが、当院の「メンテナンス」には2種類ございます。
一番多くの方が行っているであろう、いわゆる「定期検診」と、保険治療ではない「PMTC」というクリーニングに分かれております。
「定期検診」は通常の保険治療でのみ行ているもので、保険治療では「SPT」と呼ばれているものです。
これは、歯周病の検査を行い、いわゆる歯石やバイオフィルムを除去するものです。
簡単に言えば、いわゆる歯石取り、です。この「歯石取り」だけでも定期的に行えばお口の中の環境は良くなりますので、3~4か月に一度は行った方が良いですね。
もう一つの「PMTC」と比較すると何が違うか?
一番違うのは、歯の周りの歯石をとった後に、2~4種類のペーストを使用していくことで、当然除去される歯石やバイオフィルムが再度付着しにくい状況を作り出すことと、歯と歯茎の間にある「歯周ポケット」の中の最近も除去できるため、
これだけでも、
1,虫歯予防
2,歯周病予防
3,口臭予防
が可能になります。
また、先ほど言った特殊なペーストで磨いていきますので、
4,着色除去および再付着防止
5,一度治療した歯の人工物との隙間からの細菌の侵入を少なくできますので、
いわゆる「二次カリエス」の予防も出来ます。
大事なことは両者とも「定期的」に行うこと。
去年のコロナウイルスの感染防止のための「緊急事態宣言」。
その時には歯科での定期検診も「不要不急」ではないのか?というテレビやマスコミの報道で、来られなかった患者さんもいらっしゃいました。このような状況では確かに難しいかもしれません。
しかし、このような時こそ、虫歯予防、歯周病予防を行うことで、
まさしく「不要不急」な治療を減らすことが出来ると思います。
また今週から緊急事態宣言が行われるとのことですが、歯科医院での定期検診、クリーニングは長期的に渡ればこれは本当に必要なものであると思います。
感染予防・体の免疫上昇に歯のクリーニングをお勧めいたします。
医院をあげて感染防止にご協力できる体制づくりも頑張ります。
ご一緒に健康な毎日を過ごせるよう、日々成長します。
2021年もよろしくお願い致します。