小児歯科の考え
院長ブログ
みなさん、こんにちは。
昨日5歳の男の子が虫歯の治療に来ました。
今回で2回目ですが、全く怖がらずに無事治療を終えることができました。
もちろん治療を行うに当たり、私との信頼関係ができていると思っていますが、そうかと思えば大人でも「怖い怖い」と言いつつ、甘いものを口にしたり、定期検診に来ない方もいらっしゃいます。
この差は何でしょう?やはり以前受けた歯科医院に対する不信があると思います。
しかしながら、お子さんのお口の中は、まだ自分で管理するのは難しいです。
そこで、やはりお母さんやお父さんの手助けが必要になります。
毎日のブラッシングはもちろん必要なのですが、いま、最も気をつけていきたいのは、「食べ物・飲み物」管理だと思っています。
毎日の食事、それからおやつや習慣的に飲んでいるものによって、虫歯のリスクを減らすことができます。コンビニやファストフード、外食産業の発展によっていつでも便利に食べられる一方、食品管理はあまりできていないのが実情です。
そして、保育園や学童保育、給食の内容なども全くわからないという保護者の方もいらっしゃいます。
なるべく、虫歯を作る前に作らない努力をして欲しいですが、完璧には難しいところです。
そこで当院に定期的に足を運んで頂き、ご両親と食事や毎日のブラッシングのお話をすることで、防げる虫歯も出てきますし、お子様の歯並びや生え替わりの状況も説明することもできます。
何の用事が無くても情報を得ることをしていただけると、ストレスのない、上手な虫歯予防ができると信じています。
ますは定期検診に来て頂くことをおすすめします。