歯ぎしりと食いしばり②|福生市のなるべく歯を抜かない歯科治療「ふるかわ歯科クリニック」 拝島駅南口徒歩10分

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院長ブログ

歯ぎしりと食いしばり②

院長ブログ 

みなさま、こんにちは。
前回から引き続き、歯ぎしりと食いしばりについてお話しします。
前回は主に歯ぎしりや食いしばりを発生する原因の一つとして、「姿勢」を主に書きました。

主に歯周病や虫歯が口の病気のメインでしたが、この二つも高血圧や糖尿病と同じく「生活習慣病」ですが、
最近ではあごが痛くなったり、口が開かない、あごががくがくするなどの「顎関節症」、
そしてこの「歯ぎしり・食いしばり」も「病気」までは行かないにせよ「症状」として不調の一つになっているのではないでしょうか?

そしてこの歯ぎしり・食いしばり・・・最近の私たちの食生活も大きくかかわってきています!!
そうなんです。簡単に言うと・・・例えば高血圧は塩辛いものや喫煙がかかわっていますし、糖尿病は甘いものや糖質の摂りすぎ、乱れた生活習慣。
口の中の病気だと・・・虫歯は甘いもの、酸性の強いもの、かみ合わせ、などが原因。歯周病はやはり、食生活、口の中の清掃が不十分なこと、歯並びやかみ合わせも原因となります。

では、今回のテーマである「歯ぎしり・食いしばり」これにも食物が関係していること、そして前回お話しした姿勢が原因になり得ます。これもそうです・・・「生活習慣病」といえるのではないでしょうか?

それではどんな食物が原因になるのでしょうか?
それはズバリ「硬い食べ物」です。
しかし、硬い食べ物・・・実は私たちとみなさんとの間に差異があります。
私たちが考える硬い食べ物・・・それは
「ぐにゅぐにゅして柔らかくてもかむときにとてもあごの力を使うもの」です。
例えば、フランスパン、ビーフジャーキー、ナッツ、ごつい大きな唐揚げ、・・・。

唐揚げなどを食べすぎて、あごが疲れた経験はありませんか?

特に上記にあげたものを習慣的に食べ続けると、「咬筋」という筋肉が発達して、あごを後方に押しやり、
口の周りにある筋肉を硬直・疲労させます。
これを続けると、歯ぎしりや食いしばりの原因になる以外に、
先ほど挙げた顎関節症や、もっと悪いことになると、歯が割れたり、ぐらぐらしたり・・・。
硬いもので、歯にヒビが入り、これが原因で虫歯になる人もいます。

つい先日も、鳥の軟骨や、ガム、おこさまではグミ。また、あめ玉やカリカリに焼いたパンの耳で歯が折れてきた方もいらっしゃいます。
どれも美味しい食べ物なのですが、うっかりすると、あごが痛くなったり、歯ぎしりの原因にもなりますので、決して食べてはいけない、と言うことではなく、食べすぎに注意しましょう。

今回は以上です。みなさまの豊かな食生活の一助となれば幸いです。

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